2006年の26時間テレビ感想

スペシャルな感じが全く無かった26時間テレビだったなあ、というのが正直な感想。これといった大型企画も無く、やってることはいつものセットの中でのクイズっつーんだから目新しさとかあんまり無いよなあ。いつだったか忘れてしまいましたが、明石家さんま氏が嘆いていた「最近のフジテレビは予算を絞りすぎている」ってのは本当の事だったんですね。今回の26時間テレビはどう考えても、予算削減の影響で規模が縮小していたよ。そもそもの「クイズ」というメインテーマも「IQサプリ」「ミリオネア」「ヘキサゴン」のセットと出演者をそのまま使い回したかったから故の後付けっぽい。26時間通し企画のメイン演者も「クイズ26」が石原良純で「ブスカワちゃん」が森三中久本雅美で「クイズツアーズ」がキャイ〜ンよゐこっていうんだから、あまりにも小粒すぎる。深夜枠だって「今夜は眠れない」はいつも通りのセットだしね。「ネプリーグ」はちょっと豪華だった気がする。「すぽると!」枠が一番ひどくて出演者はデーブ大久保と元木だけ。安さ爆発。お金がかかりそうなVIP出演に至ってはVTRで5分ずつ。去年のホリエモン1時間出演とは対照的です。ていうか彼の会社の株の下落に伴う特別損失でフジテレビは予算を削減しなきゃならなくなったんだけどね。堀江という一人のテレビっ子のゆきすぎた行動がテレビを殺した例として今後、親から子へ語り継がれることでしょう。