美少女キャラの設定を考える、続き

サトウのごはんが大好きな美少女という設定



サトウのごはんが三度の飯より大好きな山下さん。というより三度の飯がサトウのごはん。ランチボックスかわりにサトウのごはん。だって少し炊くよりおいしいの。可憐な姿に無骨なごはん。無添加なのをいいことに行く日も来る日もサトウのごはん。四限が終われば調理実習室でチン。冷やしサトウのごはんを主菜に、あったかサトウのごはん。秋を過ぎる頃、さすがにプラスチックパックから直に食べるのは恥ずかしくなってきたのか、一度オニギリにしてから食べることにした山下さん。これならもう恥ずかしくないよ。来る日も来る日もオニギリ。雨が降っても風が吹いてもオニギリ。やっぱり変。いつしかクラスでのあだなが「大将」「画伯」「ランニング」「スタンドバイミーでもないのに線路を歩く人」など根も葉も言われも無いものに。とうとうシビレを切らしてオニギリ片手にブチ切れる!「画伯画伯うるさい!わたし清なんかじゃない!山下は……認めざるをえない…」「名字だもんな」