絶対語感

久しくエンタの神様を見ていなかったので知らなかったんですが、さっき録画した奴を見たら小梅太夫って人が居るんですね、初めて見ました。

登場するなりボンヤリとしたメロディーを口で奏で始める小梅に俺のボルテージは最高潮!やばい!歌えてない!まずい!これから何が始まるんだ!?そんな弱々しい足腰で舞台に立ち続けられるのかい坊や、板には魔物が棲んでるんだぜ!?とか思ったのですが本ネタが始まってもボンヤリ感は衰え知らず!NANDA!?これはNANDA!?チキショーとかどうでもいいよ、この譜割りの出来てなさは一体何なんだ!?ぶっつけ本番なの?違うよね!?

で、あまりにも衝撃を受けたので、ひとしきり笑った後に何度もビデオを見返してみたのですが、やっぱりどうにもリズムがおかしい。どの一言ネタも全部おかしい。おいおいおい小梅さんよ、練りに練ったネタでこれはまずいよ、これどうやったってちゃんと歌えないじゃん、あれ?どうやってもちゃんと歌えない?いや違う、もしかして推敲した結果がこれ!?まさか譜割りをわざと合わせないようにネタを作っている!?これも、これも、このネタも。わざわざ文字数を増やして歌いにくくしてる!全部演出!?でも…完成度をわざと下げるような演出は諸刃の剣、そんな危ない演出に対して十時台なのにゴーサインを出せるような人なんて限られて…あっ!居る!テレビ界の常識を破り続けてきたあの男が!じゃあ、まさか!?

だから俺、小梅太夫の中身は五味一男なんじゃねえかなって思うよ。